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【SpoilerAlert!!】「シン・ゴジラ」劇場で楽しんで参りました‼【微ネタバレ!!】

基本情報

製作年:2016年

監督:庵野秀明,樋口真嗣

脚本:庵野秀明

製作主導:東宝

製作国:日本

登場人物

大河内清次:大杉漣

矢口蘭堂:長谷川博己

赤坂秀樹:竹野内豊

カヤコ・アン・パタースン:石原さとみ

里見祐介:平泉成

安田龍彦:高橋一生

尾頭ヒロミ:市川実日子

あらすじ

謎の巨大怪獣が都心に出現!!

ぶっちゃけ歩いてるだけだが、人間側には大迷惑なワケで

何とかして侵攻を食い止めるべし!!!! 


立ちはだかる未曾有の脅威。

これを迎え撃つ準備は済んだか?

 

シンゴジはいいぞ!

レビュー「何もかも全てが意外過ぎたシン・ゴジラ」

今週のお題「防災の日」

オススメ強度:★★★★★

正直、庵野秀明氏、樋口真嗣氏、両名のこれまでの発言やフィルモグラフィに加え、

『ゴジラマニア』の中にも色々と派閥が存在する事から

当初より火種だらけで炎上しっぱなしだったシンゴジも、どうにか公開へ。

所々に庵野節が散りばめられています。

 

正直、私自身も上記のトレイラー観てもあんまりワクワクせず、

完全に期待値ゼロな状態で鑑賞致しましたが…

コレがもう、とにかく良かった!!!!

国内の映画で、しかもやや斜陽となった怪獣というジャンルで、

これほど素晴らしいフィルムに出会えるとは…

私自身、露ほども予想しておりませんでした。

何故もっと速く観なかったのか…今更ながら後悔しております。

 

本筋なのですが、ホントに上記の通りです。

ゴジラ出現コイツの目的が分からず政府も困惑

しかし単なる散歩でも都心を崩壊させる程の破壊力

このままじゃマズイので何とかしてゴジラを撃退せよ!

案の定、事態は丸く収まるハズも無く大パニック

とにかくゴジラを黙らせようと終始アレコレ思案…といった具合。

 

今までのゴジラ映画では、とにかくやられまくる自衛隊ありきで

政府筋の動きは正直、地味で希薄な印象でしたが、

今作では逆に日本政府の動向にクローズアップし、事細かに描写、

「もし現代にゴジラが現れたら?」というテーマに真っ向から挑んでいます。 

今作には3.11、ナショナリズム、原発と核、自衛隊の存在、日米安保、等々

現代日本を取り巻く複雑な事象を孕み、一本のドラマとして引き締めています。

 

巨災対の外で「殺せ!」「守れ!」のデモ、SNSや動画投稿サイト、

高速で流れるニュースフラッシュ等、妙な臨場感がありますね。

国難に立ち向かう政治家や自衛隊の真摯な姿に心打たれました。

そして、曲者ばかりなのに妙に息の合う巨災対の面々もこの映画の魅力の一つ。

皆さんの好きなシンゴジキャラは誰でしょうか?

個人的に一人挙げるとすると、塚本晋也監督が演じた間准教授にやられました。

というか巨災対が好き過ぎてヤバい…

しかし、人間サイド一辺倒ではなく、ゴジラもとにかく暴れまくってくれます。

 

何がスゴイって進化するんですよ進化

特に「蒲田のあいつ」は度肝抜かれました。怖すぎるだろ…

一瞬、コイツが今回のライバル怪獣かなって本気で思ってましたからね!

今作のゴジラは周囲の状況に対し、瞬時に適合出来る能力を持っています。

ゴジラには初代、二代目、三代目と四代目(仮)、ミレニアムと

様々な世代が存在しますが、この能力はそれに対するメタファーとも取れます。

 

当たり前ですが無敵です。

自衛隊の防衛線崩壊シーンはもはや様式美ですが、

今作の自衛隊は何だか可哀想で仕方なかったです。

米軍のバンカーバスター(地底100mまで破壊する目的の大型爆弾)で

やっとこさダメージを与えられたと思ったら…

 

ここからの衝撃は凄まじかったです。ハリネズミかよ…

バーナーを扱う際と同じく、放射火炎から徐々に変化していき、

最期は紫色のビーム状に収束する放射熱線は賛否両論とのウワサ。

個人的には今回の放射熱線すごく好きです!

 

各作戦にちゃんと名前も付いてます!

最終決戦「ヤシオリ作戦」のド迫力とバカバカしさに、またもや仰天!

1954年の初代ゴジラの劇中で、鉄道がことごとく破壊されて以来、

自衛隊と並び、怪獣に電車が粉々にされる風景も定番になりましたが、

今作ではそんな鉄道の復讐が拝めます。 

観れば分かる。頭おかしい(褒め言葉)

 

「ヤシオリ作戦」は途中の工程までドンパチ続きでとにかく派手ですが、

作戦の最終工程は虫歯治療みたいで超地味です!それもまた乙でイイですね(笑)

ネタに事欠かなかった「シン・ゴジラ」

目まぐるしく展開する「シン・ゴジラ」ですが、

登場人物達は皆たまたま居合わせただけであり、

どちらかと言うと凡庸でどこにでもいそうな普通の人間です。

そのせいでカヤコが若干浮いてますが…

だからこそ共感出来るし、「こんなやり取りもあったんじゃないか?」

という『遊び』にも繋がると思います。

 

加えて劇中には庵野氏ならではの細かい小ネタも大量に散布され、

答え合わせ(?)の為、連日劇場に通うファンもいるとかいないとか…

 

公開後はSNSやイラスト・動画投稿サイトで人気が爆発。

蒲田のあいつ、内閣総辞職ビーム、無人在来線爆弾などの

ネタタグ、ネタ記事が続々増殖中。中には#内閣腐なんてタグも出現する始末。

「は?なんでもかんでもカプすんのか?腐女子底なしだなオイ」

と思われたそこのキミ! 

…観れば分かります「こりゃ仕方ない」って…

 

私も、あともう一回は観たいです!

だって、こんなにハラハラして楽しかったゴジラは久しぶりなんですもん!!

まだ未視聴の方はこんな記事など無視して一緒にTOHOシネマズへ行こう!!

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