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【ApexLegends】ミラージュ解説+感想

ホログラフの幻術師『ミラージュ』

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ApexLegendsキャラクター解説も大詰めの第7弾。色々と情報量が多いロールなので、ちょっと文字数多いかも…

そんな訳で今日は、その自意識過剰ぶりと自己顕示欲の強さで若干賛否ある気がするミラージュ。意外にも面倒見は良いけどね。それと語彙力が乏しい為か、何か大げさな事を言いかけてどもる場面が多い。

『ミラージュ』こと、エリオット・ウィットの経歴はあまり褒められた物では無い。"ApexLegends"に参加するのは軍属か、似たような業種のエリートが大半だが、コイツはチンピラからの成り上がりで少し前までバーで生計を立てていた程。その独特の戦闘センスも、窃盗やギャングの小競り合い等、長引く戦争で治安の安定しないストリートの犯罪行為で磨かれた、唯一無二のシロモノだ。前述した過剰なアイデンティティの誇示は、プロしか居ない現場を目の当たりにして、彼自身が抱き始めた劣等感のせいもあるかもしれない。

昔から口八丁手八丁だったエリオットが、錯視や指先の動きひとつで相手を欺ける事に気付くまでそう時間は掛からなかった。ちょうど『ホロパイロット』など独立戦争の技術流出もあった頃、腕の立つ技師だった母の影響もあってか、エリオットは自分専用のホログラム装置の開発にのめり込む事となる。その熱中ぶりは凄まじく、実の兄弟が戦地で行方不明になっても本人はどこ吹く風で装備開発の手は休まらなかった。そんな彼に時代は味方する。

今や"ApexLegends"で彼の名を知らない者は居なくなった。『ミラージュ』は今日も今日とて、自前のホログラフで戦地を翻弄し続けている。

ホログラフの幻術師『ミラージュ』の画像

 

初期ロック状態。解除条件はコースティックと同じく、ゲーム内通貨12,000トークンを支払うor¥750の課金でアンロック可。

TITANFALL随一のスルメ装備とも評される『ホロパイロット』とコストの割に微妙な使用感だった『ホロパイロット・ノヴァ』を組み合わせ、更に中途半端に『クローク』を追加したような構成。正直な所、アビリティの『サイクアウト』のみ頭ひとつ飛び抜けて使い勝手が良く、パッシブスキルとUltが活かしにくい極端なロールと感じる。ジャンク品を母親と一緒に、ゼロから組み上げたんだとしたら大した腕前だが、もう少しなんとかならんかった物か…

ゲームスピードが原典より遅くなった為、『サイクアウト』のホログラムを敵に見破られる場面もそこそこ多くなったが、クールタイムの軽さと効果時間の長さが絶妙で、何度でもホログラムをリセットして場に召喚出来る点が強力。また味方に敵の位置を自動で共有出来るのもポイント。積極的に攪乱するも良し、慎重に立ち回って索敵に徹するも良しな万能アビリティだ。

余談ながら、チームに自分ひとりしか居ないソロ状態で聞けるセリフがキャラクター毎に設定されてるんだけど、ミラージュ固有の仕様として自分で自分を応援したり、自虐したりする専用のセリフがやたら多く実装されている。

また真偽の程は不明ながら、カップを傾けドヤ顔でautotune加工済みの歌声を披露するbottoms upのMV(?)でカルトな人気を博した、カリフォルニア出身の新進気鋭ラッパーthe boyboy west coastがキャラクターデザインの参考になってるとかなんとか…


The Boyboy West Coast - U Was At The Club [Bottoms Up] *HQ Snippet 2019*

顔と言い、声と言い、確かにビミョーに似てるっちゃ似てるが…

◎パッシブスキル:アンコール!

『アンコール!』発動時の様子の画像

敵の攻撃でダウンした際、ホログラムを自分が倒れた場所に自動で召喚。ミラージュ自身は透明になって隠れる。それとパッシブ発動後に味方から蘇生して貰った場合、ミラージュ用バナーカウンター『処刑回避』が更新される。字面だけ見たら万能そうだが、どっこいとにかく微妙なパッシブ。

まずクローク。透明になれる時間はわずか3秒間。そもそも透明で見辛くなっただけで、良く観察すればダウンしてるミラージュがハッキリ判るし、無敵というワケでも無い。クローク状態であっても殴ればフツーにダメージが通るし、フィニッシャーすら取れる。更に最悪なのはノックダウンシールドを起動した場合、ミラージュ本体は透明でシールドだけ画面に映る形となり、むしろ他のキャラのダウンより目立ってしまう。

現れるホログラムにも難あり。『アンコール!』発動時のホログラムには幾つかリアクションがあり、苦しみながらそのまま倒れる場合と悶絶した後おどける場合等がある。敵の銃撃を喰らった場合は速攻で倒れ、ホログラムは即消えてしまう。

正直に言う。不自然。パッシブが役に立った!敵から逃げ切れた!『アンコール!』のおかげで人生変わりました!!と言った感覚が今の所ほとんど無い。まとめるとミラージュのダウンだけ少し様子が違うだけで、基本は他のロールと全く同じ。野良でもVCパーティでも自分がダウンした時の動きは様々なので、味方を邪魔にならないよう敵のマークは程々に、味方による蘇生orリスポーンビーコン到達をおとなしく待とう。

◎戦術アビリティ:サイクアウト

何かと便利な出し得サイクアウトの画像

クールタイム:15秒

効果時間:15秒

TF2『ホロパイロット』の効果時間が10秒でクールタイムが16秒(セルで高速化しても12秒)に対し、ミラージュは効果時間が延長されクールタイムと同じに。しかもオブジェクトにぶつかったり、引っ掛かって消えたりしなくなった。ホログラムのデコイも効果時間ギリギリまで走ってくれる為、実質2よりBuffされた形でかなり便利なアビリティ。実質的にミラージュ運用はコレさえ使えれば問題無いと言い切っても良いだろう。

アビリティ使用時、向いてる方角を指差してデコイを射出。アビリティは即時発動で、ルートボックスや壁などにぶつかると停止し、手元の装備を確認するような動きを取る。デコイが攻撃されると敵の大まかな位置を画面に表示、味方にも共有される。体力設定が無いので盾としては使用出来ず、攻撃を喰らうと卒倒して消える。周りに敵が居なかった場合、効果時間まで場にデコイが出続ける。

デコイが行うアクションあれこれ

アビリティ使用時にミラージュの取った行動で、デコイのアクションが変化する。

◎ミラージュ棒立ち⇒向いている方へデコイが走っていく

◎ミラージュしゃがみ⇒向いている方へしゃがみ状態のまま移動

◎ミラージュスライディング⇒途中までデコイがスライディングを維持、終わるとしゃがみ移動

◎アビリティを空中で発動⇒跳ねるようなモーションでデコイが少し手前に移動、着地後は走りに移行

◎崖上からアビリティ使用⇒ジャンプして崖から降下、着地後は走りに移行

◎崖下からアビリティ使用⇒坂道であった場合はそのまま登り、途中岩があった場合はその場で立ち止まる

 

※例外

◎ドロップシップ降下or気球を使った場合⇒デコイを直線的に最大2個まで射出可。物理法則を無視して高速で着陸地点に向かう

足元を狙って使用するとその場でデコイが直立、逆にはるか遠方に向かってアビリティを使用すると延々デコイが走り続ける。当たり前だが、戦闘中に視界が開けた場所で使っても意味が無いので、出来るだけ物陰から使用したい。ちなみにデコイの動きは味方にも判る。

ゲームスピードが遅い為、よくよく観れば「あ。デコイだな。」とバレるんだけど、回転率が高速なので乱戦時であってもデコイをひたすら撃ちまくれる。物陰から遠巻きに『サイクアウト』乱発するだけ敵にとっては嫌らしく、逆に味方チームにそこそこなアドバンテージを付与出来る点が頼もしい。バンガロールのケムリとの相性も中々。それとデスボックスにデコイをぶつけると高確率で敵を炙り出せるのでオススメ。

◎Ult:ファントム

ホロノヴァの悪夢再びの画像

その場にデコイ×6を出現させ、ミラージュ本体はクローク状態で5秒間隠れる事が可能。一応壁と接触した状態でもデコイは消えたりしないが、オブジェクトにデコイがめり込んだ場合は消滅する。しゃがみで発動するとデコイ×6も全員しゃがみ、空中で発動するとミラージュを中心に花が開くようにデコイが現れる。仕様なのかバグなのか?Ult発動後にデコイが走ったり、中途半端に移動したりするんだけど詳細不明。

Ult枠なのでその戦略効果に期待したい所なんだが、実の所全キャラ中屈指の不遇Ultとの評あり。また2時点で高額コストの割に難儀な使用感だった『ホロパイロット・ノヴァ』の問題点もそのまま抱えてしまっている。

ホロノヴァに対する批判として「三人のキャラクターが同時に同じ動きを取るのは不自然だし、悪目立ちする」との声があった。ミラージュのUltで出現するデコイ×6は基本動かないが、見た目の異様さではこっちの方がより不自然な為、敵にミラージュの存在をアピールしてしまう点はマイナスか。

またクローク状態では攻撃の他、回復などのアクションが一切取れない上、例えミラージュが透明であっても普通にダメージが通ってしまう。一応、発動時に移動性能が若干向上するのでゴリ押しで逃げ切る際に使うのもアリかも。

Ult発動までは速い為、室内戦やジブラルタルのドーム内でコレを発動するとそこそこ敵の動揺を誘えるかもしれない。とか書いといて自分でその状況に直面した事無いが…

裏取り目的で使用したいUltなんだが、5秒間の効果時間ではよっぽど敵チームが近くに居ないと足らず、微妙に痒い所に手が届かないので割り切って逃走用に使うと良いだろう。

総評+武装考察

全体的な評価:初心者向け

 

ハッキリ断言するが、アビリティ『サイクアウト』のみで終盤まで戦い抜けるポテンシャルを秘めたロールなのでUltとパッシブは捨てて良い。初期ロックのキャラクターなのでハードル高めな印象だが、アビリティ一つ修練すれば他の事を考えなくて済むので十分初心者に向いたロールだろう(放言)

上記の通りだが、アビリティは死角や物陰からの使用を徹底し、ミラージュ本体をカバーしながらの運用を心掛けよう。デコイの動きはAIMである程度制御出来るので、近距離戦闘を想定しているならデコイを手前側に、その逆でデコイを遠方に走らせて狙撃のスポッティングに活用する事だって出来るだろう。

慣れれば武器やオプションパーツに左右される事無く、オールレンジで戦闘をこなせるようになる。デコイに慌てふためくライバルをスマートに出し抜いてやろう。

 

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