血を吸う大地のよろずブログ

マイナーソフト集まれ!只今無名な映画&ゲームをサルベージ中!!自腹で購入した各種ソフトをズバっとレビュー致します!

今夏劇場公開作品を振り返る③~トランスフォーマー -最後の騎士王-~

基本情報

原題:Transformer:The Last Knight

製作年:2016年

監督:マイケル・ベイ

脚本:アート・マーカム,アキヴァ・ゴールズマン,マット・ホロウェイ,ケン・ノラン

製作主導:ハズブロ,ディボナベンチュラ・ピクチャーズ

製作国:アメリカ

 

登場人物

オートボット

オプティマス・プライム/ネメシス・プライム:ピーター・カレン

バンブルビー:エリック・アダール

ハウンド:ジョン・グッドマン

ドリフト:渡辺謙

クロスヘアーズ:ジョン・ディマジオ

ホット・ロッド:オマール・シー 

ディセプティコンと新たな敵対勢力

創造主クウィンテッサ:ジーマ・チャン

メガトロン:フランク・ウェルカー

バリケイド:ジェス・ハーネル

ニトロジウス:ジョン・ディマジオ(兼役)

オンスロート:ジョン・ディマジオ(兼役)

バーサーカー:スティーブン・バー

モホーク:レノ・ウィルソン(兼役)

闘いに翻弄される地球人類と仲間達

ケイド・イェーガー:マーク・ウォールバーグ

ジャンクヤード副社長ジミー:ジャロド・カーマイケル

廃墟のシカゴで暮らすイザベラ:イザベラ・モナー

エドモンド・バートン伯爵:アンソニー・ホプキンス

オックスフォード文学教授ヴィヴィアン:ローラ・ハドック

シーモア・シモンズ:ジョン・タトゥーロ

伯爵の執事コグマン:ジム・カーター

ホィーリー:トム・ケニー

スクウィークス:レノ・ウィルソン

廃品卸売のデイトレーダー:スティーブ・ブシェミ

モーシャワー将軍:グレン・モーシャワー

TRF司令官サントス:サンティアゴ・カブレラ

ウィリアム・レノックス:ジョッシュ・デュアメル

古代の騎士たち

魔術師マーリン:スタンリー・トゥッチ

アーサー王:リアム・ギャラガン

ランスロット:マーティン・マクレディ

パーシヴァル:ロブ・ウィトコム

トリスタン:ジョン・ホリンワース

ガウェイン:マーカス・フレイザー

瀕死の騎士スティールベイン:ジョン・ディマジオ(兼役)

杖の守護者スカリトロン:フランク・ウェルカー(兼役)

あらすじ

オプティマス・プライムが地球を去ってから、人類とトランスフォーマー(以下,TF)

との溝は更に深まり、それまでTF狩りを執行していた『墓場の風』が、

今は『TRF』がその役割を引き継ぎ、各地でTFを殺し続けていた。

地球には最早、彼らTFの居場所など何処にも無かったハズだが、

無謀にも、その地球を目指さんと飛来するTFが後を絶たなかった。

 

そんな折、廃墟の街と化したシカゴで、事切れかけた青銅のTFと邂逅するケイド。

ケイドの元に現れた『タリスマン』。そして謎めいた『マーリンの杖』の伝説。

何故、TFは地球を目指すのか? 太古の地球で一体何が起こったのか?

オプティマス・プライムの行方は? 暗躍するメガトロンの目的は何なのか?

かつてない凶悪な企みが、地球に迫ろうとしていた。

レビュー『今年のワースト候補!見所ナシの打ち切り"Bay-hem"』

オススメ強度:☆☆☆☆

第一作から順調に評判を落としてる、問題だらけのシリーズ最新作にして最終章。

本作は、生来のベイ嫌いは勿論の事、一般の方にもオススメ出来ない仕上がり。

本来であれば、スパイダーマンより先に投稿する予定だったのですが…

www.eartheblood-sucker.com

あんまりにも纏まりがつかず、悶々としてました。

どうにもレビューが難しく、友人に相談した所「とりあえず上げてみれば?」と

何とも漠然としたご助言を賜ったので、思った事をそのままに掲載致します。

ベイ監督自身は「今作でホントの最終作となる」との見方を示しましたが、

プロダクションサイドでは、既に数十に及ぶプロットを構築中との情報もあり

飽くまで"マイケル・ベイ製作のTF"は、今作限りで最後という事なのでしょう。

 

コレの何がスゴイって見所も褒めるべき点もほぼ無い所。

とにかくメリケン米兵をカッコ良く映し、手ぶれと発破をふんだんに使い

何でも爆風で吹き飛ばす、ベイ独特の作風を現地アメリカでは

良い意味悪い意味、両方のニュアンスを含めて"Bay-hem"と呼称していますが

今作において、これまでの悪い部分が全部スクリーンに噴出した形です。

ダメ出しすべきポイントが、次から次へとまぁ出てくるは出てくるは…

とても書ききれない為、以下の動画を参考として簡潔にまとめます。

とにかく無駄な会話が多過ぎ、登場人物多過ぎ、ギャグすべり過ぎ、

手ぶれヒド過ぎ、発破多過ぎ、おんなじようなカメラワークや画が続き過ぎ、

そもそもの上映時間が長過ぎだし、全体的にマンネリで冗長過ぎ、

それとコレは私だけかもしれませんが、音響キツ過ぎて腹が痛過ぎ、等々…

 

とりわけ今作で致命的だったのが脚本運び。

シリーズを続ける毎に新事実が発覚し、その度に多くの矛盾点も生んでますが

本作では、オプティマスが創造主の僕として突如、反旗を翻したかと思えば

終盤で一瞬の内に心変わりしたり、ドラゴンストームとの共闘で

いよいよ形勢逆転かと思いきや、中々その姿を現さなかったり、と

とにかく奇妙な急展開の連続で、オプティマスも蘇った騎士達にしても

アイデンティティーが薄っぺら過ぎて、全く共感出来ません。

今後は、ユニクロン伝説に絡めたシリーズ展開も検討中みたいですが

早くも先が思いやられるような不安に満ちた幕開けです。

 

人間サイドにしても、都合の良過ぎる展開ばかりが続く為に

興奮の度合いもさっぱりで、更に下品で口汚い言動ばかり悪目立ちしてます。

とりわけ自身も騎士の爵位を有する、アンソニー・ホプキンスが扮した

エドモンド伯爵の個性はもう目も当てられない程のヒドさで辟易…

ナイトの勲位を、製作陣も必死で欲したであろうとは想像出来ますが

アンソニー・ホプキンスという役者を、心より愛してる!好きだ!という方は

絶対に本作を視聴しないで下さい。

たぶんトラウマになるかもしれません。

 

最後は恒例のオートボット説教で閉幕する本作ですが、疲労感の方がひとしお。

むしろ、こんなプロット&ディレクションにも関わらずオファーを承諾し、

きっちり最後まで仕事を熟した、ルーキーからベテランまで様々な顔ぶれの

俳優達、そして声優達のプロ意識こそを称えるべきなのかもしれません。

一応、評価すべき点もあるにはあるが…

この映画の九割が糞だったとしても、評価に値する点も一応あるにはあります。

シリーズを観返しても感心するのが、CGIとVFXの塊のトランスフォーマーが

まるでそこに息衝いているかのような演出と、俳優らの表現力は流石です。

これまでも、双子の掛け合いに、呆れた顔で割って入るルームメイトのレオや

ディセプティコンを引き連れ、サムに険しく押し迫るディラン、

本作でもミニダイノボット達に、ケイドが思わず朗らかな顔を見せる場面や

目の前で息絶えるキャノピーに戦慄き、絶叫するイザベラ等、

『人間とトランスフォーマーのふれあい』はホントに素晴らしい出来です。

 

個人的に第三作目で、シャイア・ラバフ演じるサムに宇宙船を操縦出来るか?と

問い質されたビーが"Soso…"と、不安そうに手のひらを蠢かすと途端に

サムが「は?何だよ、それ?」とマネして聞き返すカットは、今観ても感動します。

人間ばかりでなく、こういった描写がもっと多ければ評価も違った事でしょう。

 

前作でジョブスを下敷きにしたらしいベンチャー実業家ジョシュアを

超ハイテンションで怪演したスタンリー・トゥッチ氏でしたが、

今作でもオイシイ役所。救援を召喚するべく、彼が独り語るカットは必見です。

それと役柄と名前が同じイザベラ・モナーは、16歳とは到底思えない

けしからんスタイルでトランスフォーマーを守ろうとする健気な少女を熱演。

ティーンドラマでも活躍し、アーティストとしても活躍中との事ですが、

叶うならば、もう一度銀幕でのパフォーマンスを拝みたいです。

 

忘れちゃならんのが、実際に手に取って遊べるおもちゃですね。

youtubeで海外のレビュアーさん方の動画を鑑賞。

本作のトランスフォーマーは、総じてやや変形難度こそ高い物の

アクセサリーも豊富、塗装が堅実でプレイバリューが高く軒並み高評価でした。

デラックスクラス及び、オプティマス・プライムはトイザらスで

ヴォイジャークラスはいずれも海外版のプレミアパッケージを入手。

や っ た ぜ 。

 

とりわけ本作ではトランスフォーマー達のデザインにも恵まれ、

原典であるG1とメカニカルなスタイリッシュさが上手く折衷されております。

土台の映画こそ散々でしたが、トランスフォーマー自体は素晴らしい出来でした!

映画は観なくても良いから、皆さんもトランスフォーマー手に取ってどうぞ(ダイマ)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...